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講師デビュー

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伝統的なキールには、ブルゴーニュ産アリゴテの白ワインを使います。

都内にある某カルチャーセンターで、料理教室の講師デビューを果たしました。
パティスリーのCAP(フランスの国家資格)をお持ちのフランス人マダムと一緒に、フランス各地で食べられる家庭料理の講座を数回にわたって行う内容です。
20代のうちに料理教室を持つという目標があってフランスへ渡ったので、このような日を迎えることができ、とても嬉しく思います。


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初回である今回のテーマはフランスでのアペリティフの時間。
フランス各地における環境や食材の違い、歴史などの説明をし、フランス北部と南部それぞれで食べられるアミューズ・ブシュとキールを実際に試食していただきました。
上の写真は南部で食べられるタプナードを作っているところ。


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こちらはリヨンの名物、セルヴェル・ド・カニュ。
日本語に訳すと、「絹職人の脳みそ」。
この日本語訳に、みなさん驚かれていました・・・。
乳製品が豊富なフランスの北部では、このようにチーズや生クリームを使ったものが食べられています。
タプナードとセルヴェル・ド・カニュはスライスしたバゲットにのせていただきます。


これまで内輪で自宅レッスンは行ってはいたものの、今回のように様々な年代の初めて会う方々を対象に行うのは初めてでした。
平日はフルタイムで働いているため、ルセットやレジュメの翻訳、材料の準備など、寝不足な日々が続いて少し大変に思うこともありましたが、生徒さんたちの喜ぶ顔を見ると、そのようなことも吹き飛んでしまいました。
初めてのことだらけで至らない点もあったかもしれませんが、フランスでの経験を生かし、次回以降も楽しみながら行っていきたいと思います。
by bien-etre | 2009-09-13 00:07 | 料理レッスン
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