このツアーで仲良くなった、現在カサブランカ(モロッコの都市のひとつ)に留学中の韓国人の女の子2人と一緒です。 他のツアーメンバーはこのままマラケシュへ戻ります。 民営バスは地元の人が使う最も安い交通手段で、一般的に個人旅行者は安全なグランタクシー(乗り合いタクシー)を使うそうです。 民営バスはスリが多く安全ではないのでできるだけ避けるようにと言われているのですが、韓国人の子たちは民営バスを使うと言います。 少し不安はありましたが、彼女たちには土地勘があるので一緒についていくことにしました。 フランス語が通じるのか心配になるほどのディープな世界へ突入です。 モロッコの中でも都会ではないこの土地で暮らすモロッコ人にとって、アジア人はとても珍しいのでしょう。 皆からじろじろと見られました。 パスの出発時間までだいぶ時間があったので、バス乗り場のスタッフでフランス語を話すことができるモロカン(モロッコ人)と韓国人の子たちと一緒におしゃべりをして過ごしました。 ここでもモロカンに、「日本人なのになぜフランス語を話すことができるの?日本人は英語しか話さないものなのに・・・」と言われました。 とてもリーズナブルなので、運賃を気にすることなく乗ることができます。 サハラ砂漠からフェズまではバスで7~8時間ほどで到着と聞いていたのに、実際には12時間かかりました。 今どこにいるのか、いつ着くのかもわからず、気の遠くなるような長い時間に感じましたが、何とか無事に到着しホッとしました。 半日バスの中で過ごし、まともな食事を摂っていなかったため、フェズに着いてすぐにイタリアンレストランに入りました。 ここでいただいたシーフードピザはとても美味しいものでした。 一緒に過ごした韓国人の子たちから、「カサブランカへ来る際、もし時間があったら私たちの家でご飯を食べない?」という素敵な提案をいただきました。 空腹が満たされ、時間も遅くなってしまったため、ここで韓国人の子たちとお別れをし、また、再会を誓い合ったのでした。 サハラ砂漠ツアーで一緒だったイタリア人親子から、フェズのメディナの道はかなり複雑なので、公式ガイドを雇うことを勧められました。 もし一人で歩いていると、現地のモロカンからしつこく声をかけられ、しかもぼったくり価格を言われるので気をつけてと言われました。 早速公式ガイドを紹介してくれる場所へ行き、スタッフの方が探してくださったのですが、希望の日時はどのガイドさんもあいにく埋まっていて空きがないとのこと。 仕方なく自分の足で歩くことにしました。 モロッコ料理は本当にどれも美味しいので(パスタ以外は・・・)、料理本を買って帰りました。 私はアラビア語は読めないので、もちろんフランス語バージョン。 パリでは、5区にあるアラブ世界研究所の本売り場にモロッコ料理本が豊富に揃っています。 教会はキリスト信者でなくても入ることができますが、モスクは信者以外は入ることができません。
by bien-etre
| 2009-03-15 18:25
| モロッコ
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