タルト・フランベとはごく薄いピザ生地に、フロマージュブラン、玉ねぎ、ベーコンをのせて焼いたものです。 基本のトッピングはこの3つですが、お店によって様々なバリエーションがありました。 この塩味がビールに良く合う! シュークルートとは塩漬けして乳酸発酵させたキャベツのことで、数種類のベーコンやソーセージ、ジャガイモ、アルザスの白ワインを一緒に煮込んだ郷土料理自体もシュークルートと呼ばれています。 せっかくなので美味しいものをいただきたいと思い、有名だというメゾン・カメルツェルでいただきました。 こちらのシュークルートは8種類のベーコンとソーセージが使われており、ブーダン・ノワールの姿を発見したときには、思わず店員さんに確認してしまいました。 でも、苦手意識のあったブーダン・ノワールですが、こちらのものは臭みが全く無くて、食べやすかったです。 ビールにも合いそうですが、私がいただいたクレモン・ダルザス(アルザス地方のシャンパーニュのようなもの)にクレーム・ド・カシスが入ったキール・ロワイヤルとも相性が良かったです。 シュークルートを半分以上残している方がいて、口に合わないのかなと心配していたのですが、口に合わなかったのではなく量があまりにも多すぎることが原因だったと後で判明! ベーコンとソーセージの下には、食べきれないほどのキャベツが敷かれています。 シュークルートはお隣国ドイツではザワークラウトといわれウインナーの付け合せにされるのですが、アルザスのキャベツはそれに比べ酸味はほのかに感じる程度でした(数年前にドイツでいただいたとても美味しかったウインナーの記憶がよみがえる・・・)。 上の階はホテルになっています。 ベッコフとはベッコフという陶器の鍋にジャガイモや人参、アルザスの白ワインに漬け込んだお肉の塊を入れて煮込んだアルザス地方の郷土料理です。 昔は材料が入った鍋をパン屋へ持っていき、パンを焼いた後の窯の余熱を利用して煮込んでくれたそうです。 今回はこれ以上胃に余裕が無くいただくことが出来ませんでしたが、機会があればぜひ試してみたいです。 まだ若かったので、2週間ほど熟成させてからいただきました。 アルザス地方でいただいたものはどれもこれも、本当に美味しかった!
by bien-etre
| 2008-06-23 20:22
| フランス地方(リヨン以外)
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