フランスで夏に飲まれる飲み物と言えば、ミント水とシロップ水を思い浮かべます。 私は夏にフランスに滞在するのは初めてなので今までお目にかかったことはなかったのですが、今回の長期滞在で夏になったら必ず飲もうと楽しみにしていました。 パリは夏とは思えないほど涼しい日が続いていますが、それでも暖かくなってきてた4月末頃から、オープンカフェに座り、ミント水を飲む光景をよく見かけるようになりました。 ミント水には写真のようなミントシロップをミネラルウォーターで割ったもの、ミネラルウォーターに生のスペアミントを入れたものの2種類があるようです。 後者は試した経験はありませんが、生のミントがワサワサと入ったグラスを飲んでいる人をカフェでよく見かけます。 ミント水はフランス語で、ガスなしのミネラルウォーターで割ったものをmenthe à l'eau(マンタロー)、ガス入りのミネラルウォーターで割ったものをdiabolo menthe(ディアボロマント)と言います。 マンタローは音だけ聞くと、なんだか昔の日本人の名前のようですね。 ミントといえば、日本ではペパーミントが使われるのに対し、フランスではスペアミントが使われるので、ミントといっても日本とフランスでは味が異なります。 スペアミントは歯磨き粉のような味です。 私にとって、これ以外に最適な表現は見つからない。 チョコミント味のものが食べたいな~と思っても、フランスでは日本のチョコミントとは味が違うのですね。 こちらは炎天下の中歩き回り、休憩で入ったカフェでいただいたシロップ水。 私はレモン味だったので程よい甘さと酸味が心地よかったのですが、友人が飲んだ苺は甘かった。 カキ氷の苺シロップを薄めて飲んでいるイメージ。 ミント水に比べると、シロップ水を飲んでいる人はそれほど見かけないのですが、シロップ水は種類が豊富なので選ぶ楽しみがあります。 よく考えたら、ミント水もシロップが使われているので、シロップ水のひとつなのかな? ミント水もシロップ水も、口に入れるには躊躇してしまうような色だし甘いしで、涼しいときなら飲みたいとは思わないのですが、暑いときに飲むとなぜだか妙に美味しく感じてしまいます。
by bien-etre
| 2008-07-21 22:44
| 飲み物
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